資産を増やす方法として注目を集めているFXですが、日本と海外のFX会社によって違いがあります。利用する会社によって大きな利益に繋がるなどメリットがあるのはもちろんですが、時にはリスクになるデメリットもあるため、それぞれの異なる点を知っておくと安心です。海外のFX会社と国内のFX会社の違いについて紹介します。
高いレバレッジをかけた取引ができる
国内FXと海外FXの最大の違いはレバレッジです。国内FXは日本の金融庁が定めるルールに従って運営されているため、レバレッジは最大でも25倍と規制されています。これに対して日本の金融庁の規制を受けない海外FXなら、数百倍から数千倍のレバレッジをかけて取引することが可能です。レバレッジを高くすれば少ない掛け金でも大きな利益をあげることができる点は日本のFXにない強みといえます。ただし高いレバレッジで行う取引はリスクも大きくなるということでもあるので注意は必要です。
また、海外FXにはゼロカットシステムが採用されているのも日本のFXとの違いです。日本のFXの場合、急激な相場変動によって口座の残高がマイナスになると、そのマイナスを追加証拠金としてユーザーが負担する必要があります。ゼロカットシステムはそのマイナス分をFX業者が負担してくれるシステムで、入金した額以上の損失は発生しない仕組みです。
銘柄や通貨ペアが豊富にある
海外FXと日本FX会社では取扱銘柄や通貨ペアが豊富にあることも大きな違いといえます。国内FX口座の通貨ペアは平均で20種類ほどなのに対し、海外FXの場合、通貨ペアは平均で60種類以上です。日本のFXでは扱っていないマイナー通貨を扱っている会社もあるため、幅広い通貨ペアで取引することができます。相場に応じて試行錯誤したい方なら海外FXがおすすめというわけです。
さらに貴金属やエネルギー資源、仮想通貨など通貨以外のものに投資することができるのも国内FX会社との違いです。日本のFX会社で扱っているのは外貨両替のみのため、利益が見込めるあらゆるものに投資してみるということはできません。様々なものの取引にチャレンジしたい方にうってつけです。そして、海外のFXの場合、口座開設ボーナスで数千円から1万円前後のボーナスをもらえることが多いです。無料でFXを体験したり、軍資金にプラスしたりとお得に取引に取り組めるのが大きな魅力といえます。
ハイリスクであることを理解する
国内FXはレバレッジの規制をはじめ、金融庁のルールに基づいて運営されているため安全性が高いです。しかし、レバレッジが規制されているということは、掛け金が少ないと利益も小さくなってしまうということでもあります。海外のFXの場合、リスクも増すものの掛け金に対して大きな利益も見込めるのが魅力です。大きなリターンが見込めるものの、大きなリスクがあるということも踏まえて取り組んで、バランスをとるようにしましょう。